無駄な高速道路

「税金の無駄遣いをなくそう」の意見には大賛成です。
日々のニュースを見ていると、お役人の無駄遣いの例には
あきれるばかりです。

その一例として、無駄な高速道路の建設、も取り上げられ
ます。
いわく
「通る車の数より熊の数のほうが多い」
「良く整備された空いた一般道があり、高速道路は不用」
などと批判されています。

先日「報道ステーション」を見ていたら古館さんも言って
いました。
「第二東名建設は再検討すべき」

それに対する反論です。
私は名古屋在住です。名古屋南部は名古屋港を取り囲む
ように工業地帯が広がっています。そこを国道２３号線
が通っています。渋滞が激しい道路です。

そこへ名古屋港をまたぐように、第二東名の先行開通
部分である伊勢湾岸道が開通しました。
もちろん有料ですが、渋滞を避けるため１区間か２区間
だけ利用する人は多いです。
大変助かっています。

ところが短い区間しか利用しない人が多いため、売上は
少なく収支は大幅な赤字だそうです。

東京の人から見ると、せっかく作ったのに利用者が少ない
無駄な道路、と解釈されるでしょう。

もう一度書きますが、地元の人は大変助かっています。

こういうのは、「総論賛成各論反対」　「地元のエゴ」　？