燃費モード
車のカタログに載る燃費の測定方法が変わります。
こんどのは「JC08モード燃費」 と言うのだそうです。
私の記憶で、燃費モードの変遷を書きますと・・・
・60km/h定地走行燃費
文字通り時速60km、一定速度で走るときの燃費。
実際の燃費と違いすぎるため新しい測定方法が望まれて
いました。そこで登場したのが、次。
・10モード燃費
アイドリング、加速、減速など実際の走行の要素を
取り入れたものでした。
・10.15モード燃費
10モード燃費でもまだ実燃費と差があるため考えられた。
走行要素を15パターン取り入れた15モード燃費を考え、
10モードを3回、15モードを1回行い、その結果から
算出するもの。
現在のカタログ燃費はこれです。
実際の燃費はこの10.15モード燃費のおよそ7掛けと
いわれています。
・JC08モード燃費
現在の10・15モード燃費でも実燃費と開きがある、
として考えられました。コールドスタートを取り入れ、
平均時速も早くしたものです。
10・15モード燃費より15〜20%低くなると予想されて
います。
2009年10月1日以降に発売になる車から表示が義務付け
られるそうです。
カタログ燃費を実燃費に近づけようとする努力は認めますが、
現行の10・15モード燃費で慣れてしまった私は、それによって
実燃費の見当がつけられます。
それに、燃費表示が新しくなると以前の車との比較ができなくなり
ます。
変えてほしくない。