二酸化炭素削減のコスト
いまさら言うまでもないことですが、・・・
地球環境保全(二酸化炭素削減)には、森林破壊を止めるのが
効果大です。
(国際熱帯木材機関(ITTO)の資料より)
資料によると世界のCO2排出の20%が森林破壊による、と
されています。
そのうち、熱帯林は毎年1300万ha減少しています。
熱帯林は大半が各国政府の所有になっています。世界平均で
83%が政府所有です。
その保全を各国政府に働きかけるには、国際機関によるのが
効果的、とITTOは言っています。
なるほど。
さて、その熱帯林保全のコストですが、ITTOの行った多数の
プロジェクトを平均すると
350haの保全に350万円かかっているそうです。
それによって炭素換算14000tの発生抑制になります。
つまりコストは 1万円/1ha
250円/1Ct
何が言いたいかというと・・・
今後、二酸化炭素を削減する技術がいろいろ提案されてくるで
しょう。
それについての費用対効果を考えるべきです。
その時の基準の一つになるのじゃないでしょうか。