年金記録改ざん


また年金記録の不実記載が発覚しました。


年金額の基準となる月給(標準報酬月額)を下げたり、脱退した
ことにしてしまったり。本人はちゃんと払っているのに。
(雇用主が払っていない場合があるようですが)


目的は収受率を上げるために分母のほうを下げた、ということで
しょう。


従来の「消えた年金」「宙に浮いた年金」については、私は甘く
考えていました。
「いずれ本人が60歳になって、社会保険事務所へ行って受給
 手続きをすれば、間違いが有れば気付くし、その時に訂正
 すればいい」 と。


しかし、今度のはいけません。
本人でも自分の標準報酬月額を覚えている人は少ないでしょう。


どうするの? 社会保険庁
修復のしようがないんじゃないの。


この件は社会保険制度を崩壊させる引き金になるかもしれま
せん。
いっそのこと社会保障は 税金化−−国庫負担 にしたら?