カントリーリスク


アジアの2カ国がほとんど同時に、まったく違う事情で、大混乱
に陥っています。タイとインドです。


振り返れば、プラザ合意以来の円高で日本企業は海外、おもに
アジア各国へ投資したり工場進出を計画していました。
そんな時、それぞれの国の事情を調査した投資危険度(カントリ
ーリスク)が公表されたりしていました。


その中で、両国はリスクの低い国にランクされていまいた。
タイは穏やかな国民性で将来有望。
インドは高い教育レベルの労働者が多い。
というように。


私の感触では、タイは不正選挙を行った現政権が倒れれば
もとの平和が来るように思います。


ところがインドは多数派であるヒンズー教徒対少数派イスラム
教徒の対立であり、仲の悪い隣国パキスタンが裏で糸を引いてい
るとの噂もあり、で長引きそう。


もっと遡れば、北朝鮮は「地上の楽園」 と言われていた時代
も有ったのですから、わからないものですね。