竹島の帰属・密約
以前(2008年12月11日から3連続)、竹島の帰属についての
江戸時代の資料をご紹介しました。
昨日の中日新聞に興味深い記事が出ました。
書いたのは松原隆一郎東大教授で、韓国人・ロー・ダニエル氏の著作
を紹介したものです。「竹島密約」 草思社
それによりますと・・・
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1965年、佐藤栄作首相・朴正煕大統領時代の国交正常化時、
河野一郎国務大臣 対 丁一権国務総理の間で密約が交わされました。
その内容は
「竹島・独島の問題は解決せざるをもって解決したとみなす」
「両国とも自国の領土であると主張することを認め、反論することに
異論はない」
「(漁業区域については)双方とも竹島を自国領として線引きし、
重なった部分は共同水域とする」
そして国交正常化の際に日本から韓国へ6億ドルの経済援助がされた。
ところが金泳三氏が大統領になり、前大統領を全否定したため、密約
が受け継がれなくなった。
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ということです。
さて、李明博新大統領は、ひどい状態になっている現在の竹島をどう
するのでしょう。
後退はできないでしょうね。あの韓国の国民性を考えると。