がんばれ林業家


昨夜、テレビ東京系列「カンブリア宮殿」 で林業が取り上げられて
いました。有名な速水林業の社長さん(番組内では「代表」と呼ば
れていました)が登場して林業の問題点と将来像を語ってみえました。


私は番組を全部は見られなかったので、内容がダブるかも知れません
が、少々私の考えを書きます。


そもそも林業というのは、自分の森から木を伐り出して、売って、収入
を得るものです。


ところが最近の環境問題の高まりから、森林が見直されています。
その方向は、二酸化炭素の吸収、レクリエーションの場、水源の保全
生物多様性(よくわからん言葉です)、など。


つまり「木を伐るな」 の方向です。


それは、林業では収入を得られない、ということ。それなのに林業家に
森林の手入れを期待する・・・って間違ってます。


従来「国産木材は安い外材に競争で負けて、林業家は苦しんでいる」
と言われてきました。


ところが外材は高くなりました。
林業家にとってはチャンス到来です。森の手入れとともに、適度に木を
伐って売却することもやるべきです。


それでも「木を伐るな」 だったら、森林の手入れに
環境税 → 森の手入れ補助金」 を創設すべきです。