日立・冷蔵庫エコ偽装事件


以前、ニュースになった件です。
私は何の疑問もなく、「日立がプラスチック製の断熱材の材料を、
バージンにもかかわらず、リサイクルだと言っていただけ」
と思っていました。


日立は既に過ちを認めて謝っていますし。
以前に製紙会社が再生紙偽装をやっていたのと同じ、と。


ところが専門家はもっと深いところで疑問を持ったようです。
(私がいつも勉強させてもらっているサイトです。
 無断引用、すいません ↓)
http://www.yasuienv.net/HitachiEcoFraud.htm


そもそも、プラスチック製品をリサイクル材に替えるとCO2排出
がどうして48%も減るのか。


それで解ったことは、
従来、真空断熱材の充填材料にはグラスウールが使われていた。
それをプラスチックに替えたことによってCO2排出量を減らす
事が出来た。プラスチックがバージンかリサイクルかは、あまり
影響がない。
ということ。


なるほど。


ところで、ここまで読んで私は新たな疑問が湧きました。
真空断熱が(失礼ながら)あんなチャチな構造で、長い年月保た
れるのか、ということ。
気密性が落ちれば断熱性能は落ちるはず。


メーカーとしての責任は?
大丈夫ですか。