「水は余っている派」の意見が聞けました


先日の日記で ↓ こんなことを書きました。
http://d.hatena.ne.jp/junti/20090516
名古屋市徳山ダム導水路計画に関連して、
「水は余っている → ダム建設反対」 の人たち、は数年に一度
起こる水不足についてどう考えているんだろう?


今日の中日新聞に、徳山ダム導水路についての討論記事が出ました。
推進派のご意見は置いといて、反対派のご意見が私の疑問に正面
から答えてくれていますので、ご紹介します


その前に水利権についての基礎知識 ↓
http://d.hatena.ne.jp/junti/20080906


というわけで、「水は余っている派」 のご意見。
法政大学教授 伊藤達也先生です
名古屋市について言ってみえますので、大変わかりやすいです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・
(水は余っているか)
名古屋市の一日の給水量は多い日で100万t、平均では80万t。
それに対して水利権は160万t。余っている。


渇水期にはどうする)
・すべてのダムが空になっても30%ほど節水すれば大丈夫
・降水は自然現象だけに、いくらダムが有っても断水の危機は
  なくならない
・農業用水関係者に頭を下げて、ある程度お金を払って、水利権を
  譲ってもらえばよい
・水利権の売買ができるように、法律を改正すべき


・・・・・・・・・・・・・・・・・


なるほど。
お名前を挙げてご紹介しましたので、批判は止めておきます。