風力発電反対論


今日の中日新聞夕刊に、風力発電について取り上げられています。


三重県青山高原といえば、名古屋からの日帰りハイキングのメッカです。
そこに、既に32基の風力発電の風車が建っています。
その上に「シーテック」が19基、「青山高原ウインドファーム」 が
46基を計画しており、合わせて97基、総出力16万4000kw
となり、三重県の全世帯の16%がまかなえる、そうです。


すばらしい。 と思ったら反対している人も居るそうです。


以前聞いた話ですが
野鳥が風車にぶつかって死ぬんだそうです。
「あんなゆっくり回る羽根にぶつかるなんて、ドジな鳥もいるもんだ」
と、私は変な所に感心した記憶が有りますが。


今回の反対意見は別の理由です


・景観が悪くなる
愛知教育大学・芹沢教授「風車が見えない角度をある程度残さなければ、
高原本来の景観が著しく劣化してしまう」


・自然破壊になる
日本自然保護協会・武田さん「尾根筋を大規模に開発すれば、雨で
泥水がブナ林に流れ込む危険もある。これ以上自然を破壊するべきで
ない」


以前私も風力発電について調べたことがありました。
その時の私の感想は「風車の建設費が高いため、民間では採算が取れ
ない」 でした。


そういう意味では、青山高原でやっていらっしゃる皆さんは、自治体や
半官半民みたいな所で、採算を考えなくても良い団体だから、いいんじゃ
ないかと思っていましたが・・・


思わぬ反対運動、というところでしょうか。