輪廻転生
宗教の教義には「輪廻転生」 とか「天国と地獄」 とかが
登場します。死んでも自分の意識は持続し来世へ生まれ変わる、
とか天国か地獄へ行ってそこで生きていく、という考え方です。
宗派の違い、洋の東西にかかわらず同じような概念です。
なぜでしょう。誰も見てきた人は居ないのに。
単純に考えれば・・・
自分のこの意識が、死んだときどうなるのか? という疑問から
出発したのでしょう。
プッツリ無くなってしまうのが何だか残念だし、納得できない。
だからこんなことを考えた、と思われます。
でも、私はもう一つの理由が有ると思います。
たとえば死刑の確定した囚人、不治の病に冒された病人、など
生きる望みを亡くした人に、宗教家はなんと声をかけたら
いいのか?
この世に望みを亡くした人たちに話すのは、
「死んだ後にも楽しいことが有るんだよ」 くらいしか
言えないんじゃないでしょうか。
オレって、イヤですねー
こんな話、分析しなくてもいいのに。