仏に出会う道程


仏に出会う−−信仰を得る−−どこかの宗教に入信する。
この、つらい、苦しい人生のなかで、安らぎを求めて。
それも良いでしょう。


日本には徳川幕府が定めた檀家制度が今でも残っており、
人は生まれた時からどこかのお寺の信者になっています。
現代ではお葬式の時だけのお付き合いですが。


そうではなくて、自分が信仰できる宗教団体に入信する
にはどうしたらよいか?


信頼できる人(その宗派の先達、先輩)に連れて行って
もらうことになるでしょう。宗派によっては怪しい儀式
があって戸惑うかも知れませんが先達を信頼して。


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四国八十八か所お遍路は、それを象徴しているのだ、
という説があります。


歩いて回るためには次のお寺まで大変な距離の山道を
行かなければならない場合もあります。
ところどころに標識が有って「○○寺→」 と書いて
あります。


ところが行けども行けども到着しない。
そうなると迷いが生じます。
「さっきの、あの標識は正しかったのだろうか?」


そんな時、標識を信じて(先達を信じて)進むべき。
お遍路の道程、それは信仰を得るための道程を象徴して
いるのだ、と。


つまり、迷うことなく、先達の指示を信頼して進め。
そうすれば仏に出会うことができる、と。


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えへへ。今日の日記はちょっと深い(笑)