物理学と神


「物理学と神」 池内了著 集英社新書


私、時々こういう難しい本を読みます。
頭の体操とボケ防止のために。
いや、本書の売上向上のために書いておきますと、決して
難しい本ではありません。私にとっては、ちょっと考え
ながら読まないと理解できない、という意味です。


本書の本筋では無いところで、面白い記述を見つけました
のでご紹介します。


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人間は永遠の存在ではない。
これまで地球上に現れた生物の種の99パーセントは
絶滅したことが知られており、その平均寿命は400万年
と推定されている。
人間はその先祖のホモ・エレクトスからかぞえて、
かれこれ300万年くらいになるから、そろそろ種として
の寿命がきているのかもしれない(その徴候が見えてきた
ような気もするが・・・)
もっとも現世人類の直接の祖先であるホモ・サピエンス
(かしこいヒトという意味だが、自分で名づけたのだから
信用できないことは、幾多の戦争の歴史からもわかる)
からまだ10万年くらいしか経っていないから・・・


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このページを見ていただいたとおり、私はアフリエイト
はやっていません。でも、面白い本でした。