トヨタ車はシロだった。でも・・・


トヨタの車が暴走した」
私の日記をさかのぼってみると ↓
http://d.hatena.ne.jp/junti/20091011
米国でそんな報道が続いたのは2009年10月でした。


今日のニュースによると、ラフード米国運輸長官が
トヨタ車に欠陥は無かった」
と、会見を開いて言ったそうです。


よかった、よかった。
しかし、外国での日本車の評価が下がったのは間違い
ありません。


例えば、以前にも紹介した、イギリスBBC製作の
Top Gear という番組を見ているとよくわかります。


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あの事件が起こる前の日本車の登場の仕方は、
・車で北極点をめざすチャレンジに使われたのは
 トヨタハイラックスサーフでした。
・司会者が買ったばかりの米国車が壊れた。
 修理に出して代わりに借りた車がトヨタ・カローラ
 だった
キツネ狩りで野山を走り回るのに使われた車は
 ダイハツテリオスキッド


そんな調子で、「日本車=信頼性」 と思われていま
した。
ところが最近の番組では、そういう登場の仕方を
していません。


「高性能だけれど、電子制御が複雑で、扱いにくい」
という評価。(*)


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一度落ちた信頼感を取り戻すのは容易じゃない。
いくら、ラフードさんが謝っても・・・ねえ。




(*)追記
ここまで読み返して、言葉足らずで誤解を生みそう
なので、補足します。
Top Gear で紹介されていたシーンは
・ラン・エボ と インプレッサ・STI をイギリス
 のテストコースへ持ち込んで、テストドライバーに
 運転させようとしたら、すぐ発車出来なかった。
 トラクションコントロールや出力制御の設定に
 時間がかかって。
・司会者が日本へ来て、GTRを試乗した。
 パネルの標記が日本語なので、やはり設定が難し
 かった。
という内容です。


どちらも、オーナーが一度設定すれば何の問題も
無いことです。