働かないアリに意義がある


「働かないアリに意義がある」 長谷川英祐著
を読んでいました。


読んでいる時に偶然この本の新聞広告が
出ました。なんだかうれしい。
そこでちょっと感想を書きます。


どして働かないアリがいるのか?
働かないアリがいるのにどうしてその巣は破たん
しないのか?
そもそも、指揮者は居るのか?


それらについては本書を読んでください。




私はこの本を読みながら、以下のことを考えて
いました。
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人間に置き換えてみると、ほとんど働いて
いない人がいる組織があります。
失礼ながら公務員とか。


あれは、一旦非常事態が起こった時、例えば
今度の大震災のように、そういう時にでも
仕事をこなしていくための 「余力」 なのでは?


昆虫も人間も同じですが、筋肉は使い続けると
乳酸が溜まって動かなくなります。
それは科学的な事実で、根性論で、がんばれと
言っても無理なのです。限界を超えれば。


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1つだけ本書の内容の一端をご紹介しますと、
アリの巣が人間に踏まれて壊れたような
非常事態が起こった場合には、働いていなかった
アリも修復に働くのだそうです。