ギリシャの再建策


ギリシャの経済危機。
ギリシャ国債が 「紙くず」 になるかどうかの
瀬戸際です。ギリシャ国債を持っている国々、銀行
はヒヤヒヤでしょう。


一つの解決策はユーロ離脱です。ユーロ統一前の
ギリシャの旧通貨はドラクマでした。
ドラクマに戻れば当然、超ドラクマ安になります。
これはギリシャ国内の産業には追い風。


(例えばドラクマの為替レートが半分に切り下がった
 とします。)


外国からの観光客は従来の半額で観光できることに
なり、観光客は倍増。観光業は好景気になるで
しょう。
ギリシャの産業、って他に何が有るのか知り
 ませんが、輸出も好調になります。)


但し問題は過去の債務。ギリシャ国債は当然、
ユーロ建てですから、返済の負担は倍になります。


さて、どうするか?


現在までのニュースでは、ユーロ離脱について
国民投票で賛否を問うか、パパンドレウ首相退陣か、
というようなところ。




国際社会の一致した見方は
ギリシャ国民よ、もっと働け」 です。


私から見たギリシャ人って、アルキメデスとか
ソクラテスとかを輩出した、大変賢い民族だと
思っていたのですが、


実際には、???


よく考えてみると彼らは、労働は奴隷にさせて
自分たちは遊んで暮らして、くだらん議論(?)
をしていた。
例えば、
「王冠の中の金の含有量の調べ方」 だとか
「『知っている』 とはどういうことか」 
だとか。
その伝統は受け継がれている?




11月5日 追記
今日のニュースによると、ヨーロッパ各国による
財政支援と緊縮財政をすすめようとするパパンドレウ
首相の信任案が国会で可決されました。
ユーロ離脱は行われない見込みです。


11月8日 また追記
与野党が大連立、パパンドレウ首相退陣、で決着
するようです。各国による財政支援と緊縮財政
受け入れ。当面の危機は回避できるもようです。