打ち水大作戦

今年も各地で「打ち水大作戦」が実施されます。
都会のアスファルト打ち水をして、ヒートアイランド現象
を緩和し、エアコンの使用を少しでも減らそうと言うわけで
す。
実際に外気温が2℃下がるそうです。


日本の伝統的、そして地球にやさしい手法で、イメージは
良いのですが、科学的にはどうなんでしょうか。
考えてみました。


都会の熱くなったアスファルトに冷たい水をかける
→ アスファルトが冷えて、水が熱い蒸気になって上空へ


熱エネルギー不滅の法則(熱力学第一法則)に従って言えば
エントロピーが増大しただけで何も変わっていない、
となります。


しかし、地球を冷やすためには地球の熱を宇宙に逃がす
のが唯一の方法です。その意味で、地表の熱を水蒸気と
して上空(宇宙に近い)へ運ぶのは大いに有効、
となります。


打ち水大作戦2008」のサイトを参考にさせて
いただきました ↓
http://www.uchimizu.jp/


すいません。どーでもいいことを。


でも、これでエアコンの使用が少しでも減れば良いわけ
です。
なお打ち水のマニュアルで重要な一点は「水道水を
使わず、排水を利用すること」 です。