ＣＯ２地下貯留

新聞によりますと、ＣＣＳの実験が今年度始まるようです。
Carbon dioxide Capture and Storage
大気中のＣＯ２を分離、圧縮して地中に貯蔵しようという
計画です。
（２００８．８．１９　日本経済新聞）

実験の主体は　日本ＣＣＳ調査（電力、石油開発、元売りなど
２９社が出資）。
帝国石油が昨年まで操業し、ほぼ枯渇した天然ガス田へ
ＣＯ２を圧入する計画です。

ＮＥＤＯ：（独）新エネルギー産業技術総合開発機構　から
今年度２億３０００万円の補助金が出ます。
実用化までの総事業費は５００億円。

以前にも書きましたが　↓　
http://d.hatena.ne.jp/junti/20080410

この計画には反対です。
ＣＯ２を削減するために鉄とコンクリートで装置を作り、
エネルギーを消費して装置を運転する。

間違っています。

そのお金で世界中の砂漠緑化を進めたほうが、よほど
良い。

政府と企業が絡むと「判っちゃいるけどやめられない」
のでしょうね。補助金は双方にとっておいしいですから。
不正は無くても。