スーパーミミズ
イギリスの大学の研究で、重金属を食べるミミズが発見されたそう
です。
(重金属について)
重金属、たとえば水銀(Hg)鉛(Pb)ヒ素(As)などは
みんな元素です。
ですから分解したり、合成したりすることは不可能です。
人に有害な重金属を「除去する」、というのは集めて人に影響を
与えない所へ置いておくだけ、です。
さてここで、このスーパーミミズの登場です。
土壌中の重金属を食べて、分解は出来ませんが、植物に吸収しや
すい性質に変えて排出するのだそうです。
そして雑草などに吸収させてその雑草を刈り取れば、土壌から
重金属を除去できるわけです。
そうです。自然は偉大なのです。
ダイオキシンについても同様です。
(ダイオキシンは重金属と違って、炭素、水素、塩素などから
成る合成された物質です。念のため)
一部の環境論者が言っています。
・たちの悪い大企業や、焼却炉からダイオキシンがどんどん排出
されている
・ダイオキシンは自然界で分解しない最強の毒物である
それなら地球上のダイオキシン濃度がどんどん高くなって、
いまごろ大変なことになっている、はず。
ところがそうなっていないのは、自然界で上手に分解している
から。これも土壌微生物の働きだろうといわれています。
嘉門達夫の歌を思い出しました。
「 〜ミミズの楽しみって何だろう〜 」
深いですねー。