発電の自然エネルギー化を
菅総理がOECDの講演で
「日本は2020年代の早い時期に、発電に占める
自然エネルギーの割合を20%にする」
と発言されました。
以前、国連での 「CO2・25%削減」発言の
時にも思いましたが、この人、
つくづく 「ええかっこしい」 だなー
と思います。 (*)
事前調整はちゃんとやっているのでしょうか。
とはいえ、その計画には賛成です。
ちょっと、現状を調べてみました。
日本の電源別シェア 2009年
天然ガス 30%
原子力 29%
石炭 25%
石油等 7%
水力 8%
新エネルギー 1%
自然エネルギーとは、このうち 水力+新エネルギー
9% にあたります。これを20%に増やす、
ということ。
例えば各地で 「メガーソーラー」 計画が進行中
です。広大な土地に太陽光パネルを敷き詰め、発電
するもの。
一例として、愛知県・武豊市で中部電力が
「メガソーラーたけとよ」 を建設中です。
14万平方メートルにパネルを39000枚敷き、
出力7500kw。
原発(1機で100万KW前後)に較べると小さな
数字ですが、こういうものをあちこちに作るのは
有効でしょう。
しかし、太陽光発電はコストがネックです。
発電コスト 1kwあたり
太陽光 43〜49円
火力 5〜8円
原子力 5〜6円
菅総理は、この太陽光発電のコストを
「6分の1に引き下げる」
とも、発言されました。
心意気や好し
がんばれ。
(*) 訂正
国連総会での「CO2・25%削減」 は
鳩山さんの発言でした